韓国旅行|『賢い医師生活』分析②ㅣ知ってみると、もっと面白い裏話”〜ロケ場所からキャスティング秘話まで〜♪

韓国旅行|『賢い医師生活』分析②ㅣ知ってみると、もっと面白い裏話”〜ロケ場所からキャスティング秘話まで〜♪







「敵のないシーズン制 Kドラマの誕生」という言葉まで出ています。 tvN木曜ドラマ『賢い医師生活2』(脚本:イ·ウジョン、演出:シン·ウォンホ)に関する話です。

初回の視聴率10%で始まり、上昇の勢いを見せてきましたが、6回で13%を超えました。 シーズン1の時より視聴率上昇の勢いはさらに激しく、大衆的関心もさらに高まっています。 まさにシンドローム的な人気です。

「メディカル」と書いて、「ライフ」と読む私たちの平凡な暮らしぶりを描いた「スルウィセン2」は、登場人物のきめ細かな関係性と感動的な病院内ストーリーを通じて多くの人々に愛されています。 ただ観るだけでも面白いですが、実際にはもっと面白い「スルウィセン」の中のTMI(Too Much Information)を集めました。




◇父へ肝臓をあげる子供·妊娠中毒症の産婦、各エピソードはどのように誕生したの?







「スルウィセン」は現職医療陣の徹底した検証を経て実在する医学的ケースをモチーフにしました。 実際のストーリーを基にしており、多くの事例の中でドラマ的に脚色しやすいストーリーをエピソード形式で描いたています。

そのため、準備期間だけでも実に4年もかかったといいます。 蓄積された様々なケースの中から「スルウィセン」の企画意図に沿った話を引き出すためでした。大学病院で発生することだけにケースがどれも軽くなく、患者と保護者の利害関係が目立つ話を中心にしました。

妊娠中毒症である上、胎児が胆道閉鎖症にかかった産婦の話を描いた第6回でも産婦人科と小科外科の協力診療だけでなく、産婦のせいにする姑に「遺伝子のせいにするなら50対50」という医師のセリフで理解性を与えました。

単純に疾病的苦痛だけでなく、心理的苦痛にも触れ、病気に対する差別的視線に対する様々な示唆を残しました。




◇同じ病院に医大同期5人が勤めていることも?







可能なだけでなくありふれたことだそうです。事実、「スルウィセン」は患者のケースだけでなく、主人公たちも実在の人物をモチーフにしました。

胸部外科のヤン·ジヒョク教授、産婦人科のオ·スヨン教授、小児外科のイ·サンフン教授、神経外科のハン·ミョンフン教授、肝胆膵外科のホン·グン教授が「99’s」のモチーフになった人物です。

このうち、ヤン·ジヒョク教授とオ·スヨン教授は、同じ医学部の同期で同じクラスの出身であり、同じ病院に勤務しています。イ·サンフン教授も、現在10人の医学部同期と同じ病院で働いていると言います。 「99’s」の関係性は実際に存在したのです。

バンドなどの趣味生活まで一緒にするのは珍しいことですが、同期という縁で病院内の友情を交わす医師が多いそうです。 特に『99’s』の中でもイ·イクジュン(チョ·ジョンソク)とチェ・ソンファ(チョン・ミド)の間で妙なラブラインが描かれていますが、医師のカップルもやはりいないわけではないそうです。 「997s」のモチーフとなった教授の中にも同僚の医師と結婚していました。




◇「スルウィセン」の背景はセット?実際の病院







セット場と実際の病院を行き来しています。 ロビーやベンチなどの屋外背景は実際の病院で、手術部屋や教授部屋はセット場で撮影されました。

しかし、重要なシーンを披露する空間のほとんどは、制作陣が直接建設したセット場から生まれました。 シン·ウォンホ監督が作品ごとに一番苦心したのは、空間的背景に現実性を加え、視聴者の共感を得ることだと言います。

「スルウィセン」の主な背景である病院は、医学部同期生5人組がそれぞれ違う専門医教授として登場するため、科ごとに異なる空間を作らなければなりませんでした。 外来診療をしても5つの診療室が必要で、手術室、病室はもちろん、医局までそれぞれ違う5つの空間が必要だったのです。

特に、空間が専門的なため、事前にチェックして準備しなければならないものも多かったと言います。 このように部分を作り、詰めながら作業し、セット場を建てるのに約1年を要しました。 視聴者たちが没入度を持って見ることができた理由は、このような制作陣の苦労が大きかったからに他なりません。




◇登場人物の名前に隠された秘密がある?





「スルウィセン」は計5科の話があるだけに登場人物も多いです。 キャラクターの名前を覚えるのが難しいこともあり、馴染みのある名前がかなり登場します。

野球が好きな人ならすぐ気付くこともできるでしょうが、登場人物の名前が野球選手の名前と同じだからです。 キム・ジュンワン(チョン·ギョンホ)は「NCダイノス」のキム・ジュンワン選手、ト·ジェハク(チョン·ムンソン)は「NCダイノス」のイ・ジェハク選手の名前を使っています。

シン·ウォンホ監督は「人物がたくさん出るため、現場で判断がつかなくならないようにイ·ウジョン作家が決めた小さな設定」とし「産婦人科はハンファイーグルス、胸部外科はNCダイノスなど科ごとにチームを決めました。 現場でも『このキャラクターは脳外科だったんだな』などとよくわかりました。」と説明しました。

これに先立ちシン・ウォンホ監督とイ·ウジョン作家は共同で制作する作品ごとに野球設定をよく使っていましたが、『スルウィセン』でもこのコードを引き継いだことになります。 今や野球が二人の一つのマスコットになったようです。




◇「スルウィセン」の主役「99’s」はどのようにキャスティングされたの?








シン·ウォンホ監督とイ·ウジョン作家は「99’s」キャラクターと実際の姿が似ている俳優を望んだと言います。 それでチョ·ジョンソクが一番先にキャスティングされました。

「99’s」には認知度のある俳優を起用することを相談していた二人は、さまざまな条件をよく検討し、チョ·ジョンソクを思い浮かべました。 そのため、チョ·ジョンソクと親しいナ·ヨンソクPDまでミーティングに同行するほど力を入れ、チョ·ジョンソクも出演料を自ら削減し、「スルウィセン」に格別な愛情を示しました。

ユ・ヨンソクとキム・デミョンもシン監督が先にラブコールを送りました。ユ·ヨンソクはシン監督、イ作家と『応答せよ1994』で一度呼吸を合わせたことがあります。 2人ともさまざまな条件を問わず、快く出演を受け入れました。









一方、チョン·ギョンホは『99’s』の中で唯一、シン監督に積極的に出演の意向を示したケースでした。チョン·ギョンホはシーズン1の制作発表会で「毎晩、シン監督に出演の意思を伝えました。やりたいと迫りました。」と告白しました。

一方、上記の4人とは違って「99’s」の紅一点、チョン·ミドは実は大衆に馴染みのある顔ではありませんでした。 ミュージカル界では主演級で活躍してきましたが、テレビドラマではなかなか姿を見ることができなかった俳優です。

そんな彼女が『99’s』の紅一点である主演を得ることができた理由は、チョ・ジョンソクとユ·ヨンソクのおかげでした。

2人は、チョン・ミドとは一面識もない間柄でしたが、ミュージカルを通じて検証された実力だけでチョン・ミドを推薦したと言います。 学縁、地縁などの関係ではなく、実力一つで2人の推薦を受けたのです。

彼らの推薦によりシン·ウォンホ監督はチョン·ミドと会って、複数の役の台詞をリーディングテストしてみた後、チェ·ソンファ役にキャスティングしました。



ひとこと


ドラマのビハインドストーリーが嬉しいです。4年もの準備期間を要して生まれた作品には繊細さと遊び心がそこかしこに見られ、”シンドローム級の人気”も当然ですね♪


✳︎写真はtvNより記事はize.coからお借りしました。

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