韓国旅行｜みんなが最高！『ウ·ヨンウ弁護士は天才肌』に息を吹き込んだ俳優たちの力♪

◇「ウ·ヨンウ弁護士は天才肌」シンドローム

現在話題沸騰の中で放映中のENA水木ドラマ「ウ·ヨンウ弁護士は天才肌」(脚本ムン·ジウォン、演出ユ·インシク)は天才的な頭脳と自閉スペクトラムを同時に持った新人弁護士ウ·ヨンウ(パク·ウンビン)の大型法律事務所生存記を描いたドラマです。

自閉スペクトラムの主人公が弁護士として活動しながら繰り広げられる多様なエピソードを描きます。自身の自閉スペクトラムを隠さずに弁護士として社会に足を踏み出したウ·ヨンウと依頼人、周辺の人たちが描き出す話は多くの人に暖かい響きを与えています。

おかげで視聴率は9%台（13日放送、ニールセンコリア全国有料世帯基準）を記録し、人気を集めています。

「ウ·ヨンウ」のシンドローム級の人気には自閉症スペクトラム障害に対する解朴な知識を土台に不便のない脚本を書いたムン·ジウォン作家とユ·インシク監督の繊細な演出が大きな役割を果たしています。

もちろん俳優たちの演技も欠かせない興行要素です。主人公のパク·ウンビンをはじめ、カン·テオ、カン·ギヨン、チョン·ベス、ペク·ジウォン、チンギョン、チュ·ヒョニョン、ハ·ユンギョン、チュ·ジョンヒョクなど各俳優はそれぞれが演じたキャラクターを完璧に消化し、劇に活力を吹き込んでいます。

また、各エピソードごとに特別出演する人々まで、物語の主人公に溶け込んで完成度を高めています。

◇ 自閉症スペクトラム障害者の共感まで引き出したパク·ウンビン

劇の中心をつかむ俳優は断然タイトルロールのパク·ウンビンです。パク·ウンビンは独特な言葉遣いと表情、身振りなどを通じて自閉症スペクトラム障害を持ったウ·ヨンウキャラクターを繊細に描き出しています。

反響語の使用、ペットボトルの並び替え、クジラに執着する姿など自閉性障害を持った人々の特徴まで自然に溶け込ませ、ウ·ヨンウに完璧に扮しました。

キャラクターについて悩み、地道に努力した結果です。おかげでパク·ウンビンは視聴者を越えて自閉症スペクトラム障害者とその家族の共感まで引き出しています。

パク·ウンビンは、ウ·ヨンウを演技する前に悩みが深かったです。先立って進行された製作発表会で彼は「キャラクターに誤った接近をするか、演技をしながら誤った認識を植えつけることになるか心配しました。」と、より一層慎重を期さなければならない作業だと考えたと伝えました。

このため、パク·ウンビンは自閉症スペクトラム障害の4つの診断基準を勉強し、諮問教授に会って努力を傾けました。その結果がウ·ヨンウです。

誰にも不便を与えずにキャラクターを具現しようとする情熱のおかげで、彼女は「人生キャラクター」に出会ったという評価を得ています。

チョン·ドクヒョン評論家は「ウ·ヨンウは現実にファンタジーが加わったキャラクター」として「よく自閉と言えば思い浮かぶイメージは不慣れに感じられやすいが、ウ·ヨンウのキャラクターは可愛く感じられるほど純粋な子供のように見える」と明らかにしました。

続けて「自閉症が持つ特徴を解きほぐしながら視聴者にはファンタジーを与えなければならない」として「その地点をキャラクターもよく捜し出し演技でもよく表現された」と話しました。

チョン評論家は「演技が良いと評価されるのは基本的に二つの要素が必要だ」として「キャラクターが良く、俳優がよく消化するのにこれがかみ合えば良い」と説明した。また「ウ·ヨンウのキャラクターも好きで、パク·ウンビンは演技で魅力を2倍以上に引き上げた」と付け加えました。

◇「優しい男」カン·テオ、「ユニコーン商事」カン·ギヨンから「ドン・トゥ・ザ・トゥ・ザ・ラミ」チュ·ヒョニョンまで…水を得た俳優たち

「ウ·ヨンウ」に主人公だけがいるわけではありません。彼女を取り巻く周辺の人々も劇に躍動感を吹き込み、物語をリードする役割を果たしています。

訟務チームの職員イ·ジュノ（カン·テオ）はヒューマニズムに満ちた「ウ·ヨンウ」にときめきをひとさじ加えます。

イ·ジュノは初めて会ったウ·ヨンウが自閉症スペクトラム障害であることに気づいても偏見なく優しく接して線を越えず、彼女に配慮します。

業務的にウ·ヨンウを助けながら彼の暖かい面貌を覗いたイ·ジュノは妙に惹かれる心を次第に悟り、メロ戦線を構築しています。

イ·ジュノ役の俳優カン·テオは、劇中のウ·ヨンウと絡み合って感じる感情変化を細かく表現しています。ドレスを着たウ·ヨンウに見惚れる表情、ウ·ヨンウを苦境に陥れる友人にそれとなく怒る姿はますます深まるイ·ジュノの心に気づかせます。

法務法人ハンバダシニア弁護士のチョン·ミョンソク（カン·ギヨン）は自閉スペクトラム障害を持つウ·ヨンウに対する視聴者の視線をよく投影する人物です。

初回で彼はウ·ヨンウに会った後、偏見を持って新入として入れることに反対するが、彼の前で「普通弁護士」という表現をしたことに対して謝罪することができる人物。

チョン·ドクヒョン評論家は「最も注目するキャラクターがチョン·ミョンソク」とし「偏見がなければファンタジーだが、チョン·ミョンソクは偏見を持っていて変化し共感を形成する。このような上司がいてこそウ·ヨンウも活動できるようになる」と説明しました。

これまでドラマ「ああ、私の幽霊さま」、「キム秘書はいったいなぜ？」、「私の恋したテリウス〜A Love Mission〜」などの作品で図々しい演技力を見せ、甘草の役割を十分に果たした俳優カン·ギヨンは「ウ·ヨンウ」で演技力を花咲かせました。

自身の特技である自然な生活演技をしながらも、「メンター」として後輩の成長を促す姿もキャラクターに溶け込ませています。特にメンティのウ·ヨンウと格別な「ケミ」を発散し「サブパパ」というニックネームも得ました。

「SNLコリア2」で主役でありキャラクターとして大きな話題を集めたチュ·ヒョニョンは「ウ·ヨンウ弁護士は天才肌」を通じて正劇演技も見事に消化する姿を見せています。

ウ·ヨンウの友達のトン・グラミに扮した彼女は、ややもすると重くなりかねない劇で、弾む魅力を発散し、潤滑油の役割をしています。

「ウ·トゥ·ザ·ヤング·トゥ·ザ·ウ」、「ドン・トゥ・ザ・トゥ・ザ・ラミ」でウ·ヨンウと交わす愉快な挨拶方法、本人も知らないイ·ジュノの心に気づき恋愛コーチをする行動で現れるグラミの独歩的キャラクターは、ずうずうしい演技専門家チュ·ヒョニョンと会ってシナジー効果を発散しています。

7日に放送された4回のエピソードで特に彼女の演技は光を放ちました。チュ·ヒョニョンは「校内暴力の報復」、「祭祀の大騒ぎ」シーンで自身の特技を遺憾なく発揮し話題を集めました。

その他にも自閉性障害者を育てながら孤独に暮らしてきたウ·グァンホ(チョン·ベス)、ロースクール時代から優しくウ·ヨンウの面倒を見て「春の日の日差し」になったチェ·スヨン(ハ·ユンギョン)、能力に優れたウ·ヨンウをライバルと認識するクォン·ミヌ(チュ·ジョンヒョク)など色々なキャラクターが「ウ·ヨンウ」の中で生きています。

実際に存在するような人物と思われるほど、よく作り出したキャラクターに重ね着された彼らの生き生きとした演技が視聴者たちを「ウ·ヨンウ」に夢中にさせています。