韓国旅行｜『涙の女王』ロケ地として有名になったこの場所···慶尚北道軍威の【思惟園】♪

・10万坪に造園林と様々な建築物を造成
・世界的な建築家たちの作品を随所に配置
・1人当たりの入場料は5万ウォン、事前予約制運営

◆…水の庭。写真=Sayuwon提供

tvNドラマ「涙の女王」の撮影地として知られ、さらに多くの関心を集めているところがあります。慶尚北道大邱の軍威に位置する「思惟園(サユウォン)」です。

考える庭園という意味を持つ思惟園は、名前の通り訪問客が散歩する間、自分の人生を振り返ることができるように空間全域を細かく考慮したと言います。

20万坪に達する面積には、テチャン鉄鋼のユ·ジェソン会長が生涯収集した樹齢300年以上のカリン108本が「風雪祈千年」の丘に位置しているだけでなく、リギダ松、カリン、ソサ木など珍しい樹木も群落を成しています。

約30年間、土地と木を合わせて有名な建築家と造園家、書道家たちが造成に参加し、2021年9月に正式に開館しました。

◆…カリン庭園の風雪祈千年。写真=Sayuwon提供

思惟園には世界的な建築家たちの作品が随所に隠れています。思惟園の建築物は、自然が主になるように平地に現れるよりは、地に染み込むように建築したといいます。

ポルトガル出身の建築家であるアルバル·シザは水平的な空間である「ソヨホン」、垂直的な空間である「小隊」、そして小さな聖堂の「内心楽園」を設計しました。

スン·ヒョサン建築家は展望台「玄岩」、水タンクを改造した小さな望楼「先端」、瞑想空間である「明亭」などを設計し、生態トイレ、ベンチ、照明など私有園の付帯施設もデザインしました。

◆…思惟園で最初に建てられた建築物、玄岩。写真=Sayuwon提供

思惟園の遊歩道は、「モクレンギル」（１時間）、「百日紅ギル」（２時間）、「カリンギル」（3時間）、「松（老松）ギル」（４時間）と所要時間ごとに４つのおすすめコース案内があります。

ここを何度も訪れた人さえ道に迷いがちですが、足の向くままに歩きながら思惟の時間を持つのも思惟院が与える散歩の楽しみです。