韓国旅行｜『SBS演技大賞』【星から来たあなた】の独走を止めることはできるだろうか？

SBSドラマ局の一年の成績を総括する2014 SBS「演技大賞」が近づいてきました。

これまで「君の声が聞こえて」（以下、「ノモクたち」）」「追跡者」など、複数のヒット作を生み出したSBSは、残念ながら2014年には「星から来たあなた」のほかに、これといった結果を出せませんでした。

チャ·スンウォン、イ·スンギ、イ·ボヨン、チョ·スンウ、チョ·インソン、コン·ヒョジン、イ·ジョンソク、パク·ヘジンなど華麗なスターキャスティングで多くの作品を出しましたが、視聴率面では、満足できる成績表を出せなかったのです。

それに比べて、「星から来たあなた」は、放映終了後も海外市場に進出し、新しい韓流として定着しました。

今回の「演技大賞」で「星から来たあなた」の独走が間違いなく予想される中、SBSは独走を防ぐため、賞を分け合う授賞式にならないように、どうすればいいのでしょうか。

昨年12月に始まり3ヶ月の放送を終えた「星から来たあなた」は、最高視聴率28.1％（ニールセンコリア集計、全国基準）という驚くべき記録を出しました。

そして、全国にシンドロームを生みました。宇宙から来たト・ミンジュン（キム·スヒョン）とトップスターのチョン・ソンイ（チョン·ジヒョン）のコミカルなロマンスを扱ったこの作品は、様々な流行語を作り出して大きな人気を得ました。

LYnの「My Destiny」をはじめとするOSTも愛を受けました。

また、「チョン·ジヒョンのアウター」、「チョン·ジヒョンのリップスティック」など、ドラマの中の商品まですべて品切れが出て、その人気を如実に見せてくれました。

放映終了後に「星から来たあなた」の影響力は、海外にまで広がって行きました。

中国市場での映画版の製作が進められており、米国では来年初めを目標にリメイク版制作を準備しています。

また、「星から来たあなた」のおかげで、国内に入ってくる観光客も大幅に増えました。

そして、関連商品が飛ぶように売れ、高い収益をもたらしました。SBSが「星から来たあなた」の功労を認めざるを得ない部分です。

幸いなのは、この作品の独走を防ぐことができる方法が全くないことはないという点です。

多少力は弱いですが、「大丈夫、愛だよ」、「ピノキオ」などの作品性を誇る候補が今年の競争に飛び込んだのです。

「大丈夫、愛だよ」は、ノ·ヒギョン作家・キム·ギュテPDのコンビに、チョ·インソンとコン·ヒョジンが出会い、製作前から話題になった作品です。

精神科医ヘス（コン·ヒョジン）と推理小説家のジャン・ジェヨル（チョ·インソン）のロマンスを扱いながら、その周囲に傷を受けた人々へのメッセージもしっかり踏まえていて、内容も充実していたという好評を得ました。

もちろん、視聴率は10％台前後の成績表を収め、30％台に迫った「星から来たあなた」には遠く及ばないものの質の高いドラマとチョ·インソン、コン·ヒョジンの安定した演技力が目立ったという点で、受賞の可能性を高く持っていると言われています。

現在、放映中のドラマ「ピノキオ」も無視できない伏兵です。 「君の声が聞こえて」のチームとイ·ジョンソクの再会を楽しんだこの作品は、社会部記者たちの熾烈な日常とダルポ（イ·ジョンソク）とインハ（パク·シネ）のロマンスを扱って同じ時間帯のドラマの中で視聴率1位を守っています。

まだ放映終了していない作品ですが、久しぶりにSBSの視聴率を満足させてくれていること、また作品性も認められたという点で、賞にノミネートされる可能性が高いです。

他にも、「神の贈り物-14日”スリーデイズ」、「君たちは包囲された」、「ドクター異邦人」など視聴率競争では失敗しましたが、ジャンル物特有の独特の色を出すのに成功した作品も、各部門の受賞者（作）に名前を上げるので、その賞の行方が注目されます。

これらのドラマに出たパク·ユチョン、イ·スンギ、イ·ジョンソク、パク·ヘジンなどは韓流スターとして人気の高く、自然に受賞につながると期待されています。

ひとこと

本当に「大丈夫、愛だよ」もステキなドラマだったと思います。チョ・インソンさんの演技も大人の男性の魅力を余す事なく魅せてくれていました。

それでも、今年は独占しても良い！！と力説したい私です^^;「冬ソナ」以来、これほど、何度観ても飽きないドラマはありませんでした。

しかも、老若男女を問わず、皆さん楽しんでいます。これがいわゆるシンドロームなんですね！しかも約1年、忘れられるどころか益々人気を上げながらまだ走り続けているドラマです。

ムリヤリ振り分けるのではなく、それほどの驚異的なドラマを生み出す事のできたスタッフ全員に是非賞を上げて欲しいと願う私です！！



＊写真はSBSから記事はMBNnewaからお借りしました。

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