韓国旅行|[『ソボク』【コンユ】が選んだ名シーン] 「試験」のようだった最後のシーン♪

韓国旅行|[『ソボク』【コンユ】が選んだ名シーン] 「試験」のようだった最後のシーン♪






*次の記事は映画の結末·あらすじを含んでいます。

俳優が記憶する作品の中での最高のシーンは何でしょうか。彼らが直接選んだ場面を噛みしめ味わいます。<ビョルビョル(様々な)名場面>は俳優が記憶する映画の中のワンシーンとその中に込められた意味、映画にまつわる逸話などを語る特集です。今回の主人公は映画「ソボク」のコンユです

映画『ソボク』(監督イ·ヨンジュ)は生と死に関する哲学的質問でストーリーを進めていきます。人類初のクローン人間ソボク(パク·ボゴム)を極秘裏に移す生涯最後の任務を担うことになった情報局要員キホン(コンユ)がソボクを狙ういくつかの勢力の追跡の中で同行し、感情を共有し混乱を感じることになります。

「エンディングのシーンを撮る時、大変でした。本当に複雑で微妙な感情がありました。」

コンユは映画「ソボク」の最も強烈な印象として最後のキホンの選択に言及しました。

劇中コンユは、脳腫瘍を患っている元情報局要員、キホンを演じました。過去の事件で事故の後遺障害(トラウマ)を抱えて外部と断絶した人生を生きてきたキホンは、クローン人間ソボクを安全に移動させる任務を引き受けました。

期限付きの人生を生きるキホンは、永遠の人生を送らなければならないソボクを見て混乱した感情を感じます。

「最後のシーンを撮る時に”私だったらどう思うか”という質問を受けました。当時の状況に置かれたら一瞬、複雑で微妙な感情になって本当に大変だったんですよ。映画で見るシーンは実際私が感じたよりは短かったです。悩み以上のことをするんです。」







映画の終わりにソボクは、自分の人生を受け入れ、自ら研究室に戻ります。 しかし、一連の過程を経て、ソボクは憤り、彼らを懲らしめようとします。ソボクは自分の暴走をキホンが阻止することを望み、キホンは自分の人生を握っているソボクに銃を向けるのです。

「ソボクはキホンに”終わらせてほしい”と願います。皮肉にもキホンには一種の試験でした。そのシーンが的を得ているのは、ソボクは永生を終えなければ平安を感じません。キホンはソボクがいてこそ生きられるということです。」

「まるでソボクが神のようで、柔弱な人間を試しているようでした。床に落ちた銃を拾うのが本当に大変でした。その中にはキホンの気持ちもあり、彼を演じるコンユの気持ちもあったのです。」

「その場面について監督にどこまで話したかというと、’銃を持ってソボクに向かって引き金を引くのがとても大変だ”銃口が私に向いているようだ’と話しました。私の感情がそうでした。」








映画の中のキホンは、映画「ソボク」を見る観客の目です。「ソボク」が他のSFと違う点は観察者の目で状況を眺めるという点です。

「観客がキホンが感じる苦痛を一緒に感じ、そのように痛みに苦しみながら疲弊することを願ったんです。ソボクがキホンに投げかける質問は、すなわち観客に向かって投げかける質問です。 僕と同じようにキホンになってソボクの質問を悩んでみてほしかったんです。」

コンユは、「キホンが今よりもっと暗く敏感な人物のように見えることを望んだ」と話しました。完成作を通じて見せたキホンより鋭敏で鋭いことを望んだといいます。

「わたしが考えていたキホンは、今よりも暗かったです。口数ももっと少なく、人に無礼なくらいに乱暴だったんです。「それほど暗く『アウトサイダー』のような人物を考えていました。」

「監督とぶつかった部分です。監督は’むしろあまりにも映画的な人物のように見えるようだ’と憂慮しました。監督は生きている感じ、「私たち」のような感じで 表現したかったんです。彼が期限付きで暮らしながら行ったり来たり疲弊した可能性があると説明されました。」








映画「ソボク」は先月14日、映画館やオンライン動画サービス(OTT)「TVING」で公開され、現在はTVINGでのみ観ることができます。 映画館での累積観客数は38万5296人でした。



ひとこと


「キホンと同じように(観客にも)疲弊して悩んで欲しかった」この言葉からも娯楽にとどまらない社会性のある作品を選んできたコンユさんの映画に対する強い信念が伝わりますね♪


✳︎写真はmanagementsoop,CJE&Mより記事はajunewsからお借りしました。

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