韓国社会｜ブラックスミスアカデミー|ソウルの大人気店の秘密

最近、“ソン・スンホンのパスタ屋”と呼ばれて大人気のイタリアンレストラン“ブラックスミス”。

やはり昨年12月に開院した“ブラックスミスアカデミー”も、専門のカリキュラム教育を本格化して順調に遂行されているということです。

＊ブラックスミスについては、過去記事のこちらではHPや地図をご案内しています。こちらと合わせて是非ご覧下さい。

“ブラックスミスアカデミー”は、いわばオーダーメイドの人材を養成するための場所です。

ブラックスミスのプロの料理人と店舗運営マネージャーが、ここで“ブラックスミス”の現場実務を習得していくシステムです。

アカデミーに通っているブラックスミスの予備シェフのアンさんは、「ブラックスミス本社がサポートする安定的な教育システムが何よりも強み」と語り

「仲間たちのほとんどがキッチンキャリア10年以上の経歴者たちだが、最初からスタートする気持ちでブラックスミスキッチンの授業に熱中している」と伝えてくれました。

　
“ブラックスミスアカデミー”には、調理室、理論教育室、メニュー開発室、ドリンク開発室をはじめ、ロールプレイ室が用意されています。

現在、“ブラックスミスアカデミー”スタッフの2期生の30名ほどが教育を受けているそうです。

キッチン調理を担当するシェフと店内運営とサービスを担当するマネージャーが、ここで養成され、各店舗に派遣される予定です。

そして、料理の味とサービスの面で統一的なマニュアルを身につけたスタッフを配置してブラックスミスの全店舗で同じ味とサービスを提供するそうです。

外食フランチャイズビジネスの成功は、熟練した調理師を安定供給することができるかの本社のシステムにかかっているだけに、特にキッチンの場合は経歴5年以上のシェフが一次選抜されました。

約2ヶ月間で、“ブラックスミスレシピ”を徹底的に身につけた後、加盟店に派遣されるということです。
　
現在、アカデミーの卒業生は、ソン・スンホンさんの店で腕をふるっています。

ソン・ソンホンさんは、このような安定したシステムを考慮したうえで慎重にビジネスを展開し、大きな売り上げをあげているのかも知れませんね。

どの店舗でも同じ味の料理を食べられることは嬉しいことです。是非、一度は、若い有能なシェフが提供するメニューを食べてみたいと思います。

しかし、現在は江南店、新沙店ともに大変な人気で3時間待ちなどと聞くと、この寒空に・・・とひるんでしまう私です。(でも、このAPPLE SOUPがずっと気になっています。いつかは！)

人気の理由には多くの芸能人の方が毎日のように訪れているということもありそうですね。

オープン以来、ハン・イェスルさんの他にもヨンウンさん、ジェジュンさん、シン・ドンヨプさん、キム・ミンジョンさんなど有名芸能人の訪問が続いていると言います。

また、ソン・スンホンさんの姿も良く見かけられるということで、カロスキルの新名所は連日の大にぎわいとのことです。