K-POP|BuskerBusker(バスカバスカ)とウララセッション♪
イ・スンチョルは、15日午後の記者懇談会で、Busker Buskerが、2011年Mnetの“アジアンミュージックアワード(以下MAMA)”をボイコットした事実を取り上げ
「コンサートの参加をめぐって摩擦を起こしたのは、ファンを欺瞞する行為だ」と指摘しました。さらに、イ・スンチョルは
「恩知らずの行為であると言わざるを得ない、なぜならば、オーディションプログラムの成功に水を差す行為であり、歌謡界のルールにも反する行動である。」と厳しくBusker Buskerの行動に対する問題を指摘したのです。
Busker Buskerの問題は、「MAMAへの公演ボイコット」だけでなく、「TOP4の共同インタビューに参加を拒んだこと」や
17日から開かれる「スーパースターK3トップ11コンサートにドラマーのブレッドが欠席することを発表する」など、摩擦が続いています。
イ・スンチョルは、「Busker Buskerは、ファンの力でスターになった。事実上予選脱落したが、イェリバンドが途中で降りたため、その代わりに入り、以降ファンに愛されて、最終的に2位まで上がったのではないか」と言い
「少なくとも1年間は、ファンのために犠牲を払うという心構えがなければならない。Mnetとスケジュールで綱引きすることは、誤った行動である。」と述べました。
また、「オーディション番組の目的は、商業化されていない純粋なアーティストを発掘するということにある。この事件以後、オーディション番組に参加する人々の純粋な心が傷つけるられるのではないかと心配する部分がある。」と語りました。
イ・スンチョルのある側近は、「イ・スンチョルさんがBusker Buskerを特に愛していたので、名残惜しい気持ちも大きいようだ。」と語り
「イェリバンドの代わりに入るチームを決めるときも、イ・スンチョルさんが彼らにスター性があるとし、Busker Buskerにとりわけ愛情を見せた。
期待と愛情が大きかった分、より多くの裏切られたと感じる部分があるはず。」と説明しました。
Busker Buskerを聴いてみたい方はこちらでどうぞ。
イ・スンチョルの発言に対し、Mnetの関係者は、「Busker Buskerが音楽活動以外の行事や放送に不参加の意思を明らかにしたことは事実だ。
いろいろ説得をしたが、本人たちの意思を尊重することにした」と伝えています。
Busker Buskerの行動は確かに韓国の常識ではなかなか受け入れにくいのは事実です。音楽職人として音楽で語ろうとする姿勢をファンは理解していますが
できれば彼らが公演するライブハウスやコンサートに行く経済的な余裕がない人々や、音楽で夢を実現しようとする人々のために
せめて次の“スーパースターK”が始まる前までは、テレビで音楽を聞かせてほしいと思う部分があります。
一方、優勝したウララセッションはリーダーのイム・ユンテクが病気と闘いながらもMAMAのためにシンガポールに赴き
命を懸けてでもファンののため舞台で最高のパフォーマンスを観せようとする姿が多くの人々に勇気を与え感動を呼び起こしました。
昔、職人と呼ばれる人は、少々頑固でも、自分の道を歩む姿勢を示せばよかったかもしれません。しかし、今は、「疎通の時代」と呼ばれています。
“ファンがあるからこそ、スターは存在する。スターとファンは互いに疎通を図り、互いの音楽を理解仕合い、より前向きに生きることができる。”ということですね。
音楽で夢を叶えようとする韓国の子どもたちは、今回のBusker Buskerの問題で、改めてウララセッションのファンに対する愛情、責任意識を強く感じているようです。
きっと、イム・ユンテクは願っていることでしょう。“一日も長く元気に生きて、100%の力で歌って踊れる姿をファンに見せたい”と。
そのような気持ちをBusker Buskerにも感じてほしいと思います。彼らが“音楽だけをやりたいと主張し摩擦する1分間が、ウララセッションのイム・ユンテクにはどれぐらい価値ある1分間であるかを!ほんの少しでいいから考えてみてほしいと願うのです。
*ウララセッションについては、その軌跡をこれまでにもブログでご紹介してきましたK-POPカテゴリからご覧くださいね。
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