韓国社会|社会鍋でびっくりニュース!
韓国救世軍関係者は、「12月4日午後5時20分、60代前半の男性が、明洞のウリ銀行前の慈善鍋に、『いいところに使ってください』と言いながら封筒を慈善鍋に入れた」と話しました。
そして「あとで金額を確認したところ、1億1千万ウォンの小切手が入っていたことが確認された。」と、6日明らかにしたのです。
これは、1928年に始まった救世軍慈善鍋の街頭募金史上最高額となりました。2005年には京畿道のイルサンで、現金3千万ウォン(240万円)が入った封筒が
昨年はソウルの慈善鍋で小切手4500万ウォン(340万円)が出てきましたが、1億ウォンを超えたことはありませんでした。
60代の男性は、まず『いつもよい仕事をしている救世軍にお礼を申し上げます』と、敬意を表し、その後に、『私のささやかな気持ちですので、お身体が不自由な方や、たった一人で寂しい冬を過ごしているお年寄りの方に、少しでも助けになれば幸いです』という文とともに小切手入りの封筒を慈善鍋に入れたということです。
韓国救世軍は、この寄付金を慈善鍋募金通帳に入金し、福祉事業に使用する予定とのことです。
パク・マンフイ韓国救世軍司令官は、「顔も名前も知らせず、1億1千万ウォンを後援してくださった方の温かい気持ちを大切にし、「お年寄りの福祉向上のために最善を尽くように使用する」と話しました。
感想
困った人を助けるのに大切なのは、その気持ちであり、決して金額の大小ではないと言われています。もちろん、私もそう思います。
しかし、以前このブログの中でも→こちらでご紹介したようにアン・チョルスが1500億ウォンを投じて、貧しい子どもたちの教育に貢献したいと述べたり
今回のように1億ウォンを超える金額を慈善鍋に入れる姿を見ると、金額が大きいほうが、やはり気持ちを大きく表しているのかな、と思う部分もあります。
これほどの金額に対しては、正直すごいと思うし、実際とてもすごいことなので、寄付した方を尊敬するというのがごく自然な感情でしょう。
でもふと、思い出したのです。昔市場で魚を売っているおばあさんが、ポケットにくちゃくちゃに入れられていた上、魚の匂いが染みついてしまっているお金を貯めて、慈善鍋に入れる姿を見たことを。
そして、その時、普段なら鼻をつまむほど好きではない、生臭い匂いが、その時はどんな香水よりも価値があると思ったことを。温かいニュースを聞くと心も温まります。師走です。私も何かしないといけませんね。
でも、お金ばかりじゃないです。若さが集結すればこんなにすてきなことが出来ますね。
写真は12月2日、スターシップエンターテイメント所属のシスター、Kwill、ボーイフレンドが参加したボランティアの模様です。
彼らは練炭を運び、一人暮らしの老人宅を訪問し、ホームレスへの配食など忙しい1日を過ごしたということです。事務所単位でこういった活動をすることは、芸能人の社会貢献が盛んな韓国でも珍しいことです。
スターシップエンターテイメントは「今年スターシップの家族たちが受けた多くの愛を少しでもお返ししたくて参加した」と語ったそうです。
以前SMのキム・ヨンミン社長が、アイドルの育成にもっとも大事なことは道徳心と言っていました。練習生の頃からその意識を学んで、デビューした後に、実践するなんて、若くしてお金よりもっと大切な愛という無限の価値を知っている彼らが羨ましいですね。
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