韓国旅行|全盛時代『トッケビ』コンユ、『コーヒープリンス』のコンユを超えた!
2007年MBC「コーヒープリンス1号店」 – 2017年「トッケビ」
それこそ「トッケビ」の時代、コンユの時代です。
「トッケビ」が放映終了して、いつのまにか一ヶ月以上が過ぎましたが、まだ熱気は冷めていません。
「トッケビ」は、コンユの10年ぶりのドラマヒット作という点で興味深い作品です。
コンユは、2016年に「釜山行き」と「密偵」などの映画で活躍しましたが、彼のブラウン管復帰がこのように「大当たり」であることを占うファンは多くはありませんでした。
「コーヒープリンス1号店」
既に大衆に認められ俳優たちが出演する興行映画とは違って、ドラマは新しいスターたちの活躍が目立つ方です。
コンユは、すでにデビュー10年をふわりと越えたベテラン俳優として、4年ぶりのドラマ復帰には正直、あまり多くの関心が集まってはいませんでした。
しかし、結果は、「大当たり」でした。
「トッケビ」は、コンユが持っている魅力を最大限に生かしたドラマです。
2007年に放送されたMBC「コーヒープリンス1号店」でのコンユは、モデルに劣らない完璧なスタイルを誇り女心を盗みました。
当時「コーヒープリンス1号店」の人気でコンユは全盛期を迎え、現在もコーヒー製品CFモデルとして活躍するなど、当時のコンユのイメージが現在も続いているほどです。
「コーヒープリンス1号店」でのコンユが、エプロン姿で女心を刺激したなら「トッケビ」でのコンユは、神秘的な魅力を強調するコートファッションで話題を集めました。
また、「コーヒープリンス」が現実的な魅力をアピールしたとするなら「トッケビ」は、ファンタジーロマンスというジャンルにふさわしい神秘的で素敵な魅力で視聴者たちの心を盗んだのです。
「トッケビ」は、コンユに10年ぶりに新たな全盛期を示しました。
10年前、28歳の新進気鋭の俳優であったコンユは、現在38歳の年齢にもかかわらず、相変わらず魅力的な姿でファンを魅了しました。
「トッケビ」は、現在、各種プログラムでのパロディ、俳優たちのCF出演など、当分の間、人気を継続していく見通しです。
「コーヒープリンス」に続く「トッケビ」のコンユ熱風はいつまで続くのでしょうか?
第2のコンユ全盛時代に多くのファンが「コーヒープリンス」を思い浮かべる理由です。
◇「トッケビ」のコンユ、「コーヒープリンス」のコンユを越える!
以下は、2016.12.11 の記事です。
こんなことが分かりました。
俳優のコンユが自分の人生作を更新したのです。
tvN金土ドラマ「寂しくて、きらびやかな神 – トッケビ」を通じてです。
「トッケビ」以前のコンユの代表作として、2007年に放送されたMBCドラマ「コーヒープリンス1号店」を挙げることができます。
作品については好き嫌いが分かれるとはいえ、明らかなのは、このドラマを通じてコンユは「ロコキング」に認められたというものです。
当時のコンユは、おばあちゃんの結婚圧力にゲイのふりをしてコ・ウンチャン(ユン・ウネ)と契約恋愛を始めたものの、徐々に無茶で若々しいコ・ウンチャンの魅力に陥るチェ・ハンギョル役を演じ、女性のロマンを刺激しました。
実際は両親には信頼できる息子であり、友人には義理固く、恋人には温かい思いやりと愛を分けてくれるチェ・ハンギョルキャラクターに陥らない女性ファンはいませんでした。
しかし、9年が過ぎた後、ブラウン管に帰ってきたコンユは、それよりもはるかに深く繊細な演技を繰り広げる俳優となっていました。
「トッケビ」のコンユが演じる鬼キム・シンは、かなり壮大で複雑な人物です。
人間だった時代には、戦場を駆け巡る武将で威容を博しましたが、主君の心変わりで悲惨な最期を迎えることになりました。
死の境界線にいたその瞬間、キム・シンは、誰かによって胸にナイフが刺さったトッケビになって不滅の人生を生きるようになったのです。
死にたくても死ぬことができない、生きていても生活の歓喜を感じることができない永遠の命が始まったのです。
彼の唯一の希望は、胸に刺さったナイフを抜くことができる唯一の存在、トッケビの花嫁に会うことでした。
そして、チ・ウンタク(キム・ゴウン)との出会いでトッケビキム・シンの人生は揺れます。
自分を殺すことができる単一の存在に初恋の感情を感じてしまったからです。
トッケビ自体が世の中に存在しないファンタジー的存在であるうえ、このように複雑なストーリーと感情線を表現する必要があるだけに俳優の肩は重くなるしかない状況です。
ただし、コンユはあまりにも愛らしく完璧なトッケビを描くことに成功しました。
コンユが描くトッケビは正確に女心を刺激するほど素敵な存在です。
牛肉が食べたいと、すぐにカナダに飛ぶように莫大な富と力を持っています。
しかし、初恋の感情でに言葉詰まった純粋さも大事にしているのです。
さらには、愛すべき可愛らしさをもっている存在です。
全知全能の力を持っていても、ビール2缶で酔っ払い、次の日、自分の飲酒の告白に苦しんでいるお粗末な部分があります。
わけもなく、自分自身を呼び出したウンタクを面倒に思っています。しかし、実際には、呼び出しがなければ拗ねるのです。
恋愛下手のかわいいトッケビが誕生した瞬間です。
なんと「神」に近い存在なのに、子供のようなところがあるのです。
一日中不満を言って死神(イ・ドンウク)にいたずらをして、食器を空中に浮かせて戦いをしかける幼稚できらびやかな姿を見せてくれます。
一歩も引かないトッケビと死神の姿は、「トッケビ」を魅力的にする観戦ポイントの一つです。
トッケビのこのような軽さが致命的なのは、その中に痛みがあるからです。
信じていた主君に裏切らせられた痛み、そのための祝福なのか呪いなのかわからない人生を生きるようになってしまったフラストレーションがトッケビの内面に常に位置しているのです。
だからトッケビは誰にも簡単に心を開くことができず、寂しい雰囲気を漂わせています。
完璧な存在がしっかり隠してきた心の傷はいつでも女性ファンたちの母性愛を刺激するためのコードです。
視聴者は、「コンユの目つきだけ見てもワクワクする」「30代のコンユがより良い」などの意見を吐き出しています。
視聴者の意見のように「トッケビ」のトッケビキム・シンは、コンユでなかったなら消化できない役であることは明らかでしょう。
「コーヒープリンス1号店」以後9年という時間が流れながら濃くなった男性美と深くなった内面演技が相乗効果を出してしたキャラクターの中にこのように多様な魅力を溶かし出すことができたのです。
9年ぶりにドラマでの人生を更新したコンユがどのようなロマンスで金、土曜日の夜を熱くするか、すでに期待が集まっています。(2016.12.11)
ひとこと
『トッケビ』の放送が始まった直後にすでに素敵なコラム記事が出ていましたので遅ればせながら今回の記事とともにご紹介させていただきました。益々字幕放送が楽しみになりますね!
*写真はtvNより記事はSPORTSQ他からお借りしました。
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