韓国旅行|「大学に行くキム·スヒョンx独立成功オ・ジョンセ想像」…『サイコだけど大丈夫』 作家が語る「その後」❤️

韓国旅行|「大学に行くキム·スヒョンx独立成功オ・ジョンセ想像」…『サイコだけど大丈夫』 作家が語る「その後」❤️






誰かには100%の確率で「人生ドラマ(一生心に残るような最高のドラマ)」になった「サイコだけど大丈夫」はどのように誕生したのでしょうか。

16回、ぎっしりとした叙事を通して視聴者に「人生ドラマ」を作ったチョ·ヨン作家の話を聞きました。

KBS2部作『ジャグラス』と2部作ドラマ『オクラン麺屋』を執筆し、tvN『サイコだけど大丈夫』(チョ·ヨン脚本、パク·シヌ演出)で作家人生3作目を出したチョ·ヨン作家は、視聴者に少しだけ変で、また少し温かい話を伝え好評を受けました。

「サイコだけど大丈夫」(以下「サグェン」)は、人生の重さで愛を拒否する精神病棟保護士のガンテと、生まれつきの欠陥で愛を知らない童話作家ムニョンがお互いの傷を癒していく一本のファンタジー童話のような愛に関する少し変なロマンチックコメディードラマ。

キム·スヒョが除隊後初の作品として「サグェン」を選び、ソ・イェジもこの作品で「再発見」されました。

またオ·ジョンセは『サイコだけど大丈夫』で限界のない演技力を証明しました。









また、最終回ではムン·ガンテ(キム·スヒョン)、コ·ムニョン(ソ·イェジ)、ムン·サンテ(オ·ジョンセ)がそれぞれの席でハッピーエンドを迎える姿が描かれました。

ムン·サンテはこの日、ムン·ガンテ、コ·ムニョンと一緒にキャンピングカー旅行に行き、「作家」という自分の道を探して独立するエンディングで視聴者に感動を与え、視聴率も「大ヒット」しました。

最終回は結局、ニールセンコリア有料世帯の全国基準7.3%という記録を立てて終了しました。








注)長いインタビューなので中略させていただきます。中略部分は先日のこちらとほぼ同じ内容ですので、よろしければご覧ください。


–ト·ヒジェ作家(チャン·ヨンナム)のストーリーが描かれていない点も印象深かったです。

加害者に「叙事を与えない」という部分が感銘深かったのですが、意図した部分なのか気になります。







「このドラマは徹底的に弱者の視点で見つめ、弱者の立場で行動するドラマでなければならないと思いました。」

「悪人に妥当な叙事を与えるよりは、我々が恐れる恐怖の影は、実は知ってみれば大したことではないかもしれないという… その本質に重点を置きたかったです。」

「一緒に団結して襲いかかる勇気さえあれば、恐怖の影なんか「一発」で投げ飛ばすことができるということを主人公たちを通じて見せて、その「勇気」に対するメッセージがエンディング童話「本当の本当の顔を探して」と自然につながればいいと思いました。」

「影の魔女が奪っていったのは彼らの顔ではなく「幸せになりたい勇気」だったということを。」

「もちろん、ト・ヒジェに関する様々な疑問が省略されたり、スムーズに説明されず残念がる方も多いので、すべてを充足させることができなかった部分においては私が未熟だったと思います。」

「そんな不足な部分をこれからもっと几帳面に埋めていく作家になるように熱心に努力します。」








–演出に対する賞賛も多かったです。 –作家さんの想像を超える演出があったのでしょうか?







「監督はいつも私が想像した以上の演出を見せてくれました。」

「「わぁ!すごい!」と感嘆しながら見る場面が一つや二つではありませんでした。演出力が光を放つシーンがあまりにも多かったです。」







「特に、サンテがムニョンのファンサイン会に向かって走るシーンや、カン·ピルオンおじさんのトラウマが発現したバスの中での戦争シーン、最終回で見せてくれたキャンピングカー旅行のモンタージュは、本当に感嘆を禁じえませんでした。」

「監督は、この作品を一つの巨大な残酷童話兼成長動力にするために、本当に莫大な努力を注ぎました。」

「第1部のプロローグに登場するクレイアニメーションとか、中世ヨーロッパのある古城を思わせるムニョンの城、母の影が天井に浮かんでムニョンを圧迫してくる悪夢、、、」














現在から過去に移る瞬間の場面転換効果、巨人になったムニョンが欲しい男のガンテをぐっとつまみ上げる想像のシーンなどで、そのような演出意図がとてもよく表れています。」

「特に驚くべきことは氷の川の場面です。幼い3人の主人公たちの過去が有機的に絡み合ったとても重要なシーンだったのに撮影当時は、川の氷がすべて溶けて撮影できる場所がなかったんです。」

「私が原稿を修正するかしないかの岐路に立っていましたが、監督の素晴らしいアイディアと驚くべきCG技術力が「無」から「有」を作り出した場面なので、特に愛着がわきます。」







こうやって不可能を可能にする演出を、監督がたくさんされていて、お互いに意見を交わして共有していく過程の中で本当に多くのことを学ぶことができて良かったです。」

「そしてコミカルなセンスや人物たちの細かい感情を引き出す演出にも長けていて、台本より、はるかに面白くて感動的な映像が撮れたと思います。」









作家さんの一番好きな人は誰ですか?

「すべてのキャラクターをとても愛していますが、最も切なく思うキャラクターを選ぶとすれば、最も多くの痛みを抱いて生きてきた、ある意味誰よりも最も幼い姿で長く止まっていたムン·ガンテです。」

「ドラマの序盤、「生きるのが死ぬほど大変なら、逃げるのが一番楽だ」というガンテは、ほかならぬかつての自分で、この物語のスタート地点ですから。」

「ガンテが泣くと私も泣き、ガンテが幸せなら私もとても幸せでした。」

「「ムン·ガンテは…」「ムンガンテッゴ(ムン・ガンテのもの)」という自らの告白が出るまで血、汗、涙を流す成長痛がありましたが、後になってやっと失った自我と自由、そして愛まで得たその子は本当に清々しく誇らしかったです。」








-「サイコだけど大丈夫」がどんなドラマとして残ればいいと思ったのか気になります。

「「最初はなんだか変だったけれど、全部見てみたら胸の片隅にじんわり温もりが感じられる作品だった」と、そんなふうに記憶されたならとても光栄だと思います。」

-結末も完璧だったという評価ですが、その後、この人たちはどう生きていくのでしょうか?

「たぶんガンテは大学に行ったでしょう。様々な専門書籍を脇に挟んで、今はちょっとおしゃれをして。」

「多くの女子学生たちから好感の目で見られているでしょうが、相変わらず彼女たちがなぜ、自分を眺めているのか、全く分からないのでしょう。」

「ムニョンは「本当の本当の顔を探して」が意外なヒットを記録したことで再び有名作家として浮上するでしょうし。」

「独立に成功したサンテは、数多くの童話作家たちと作業をしているうちにまた成長して、ムニョンだけのパートナーとして戻ってくるかもしれませんね。」

「サンインとジュリはできちゃった婚をしないかと慎重に予測してみます。」

「下宿人から一気にスンドクの婿になったサンインは、蜂蜜水ではなくご飯のパワーでサンサンイ・サン」を復活させるでしょう。」








失業者になったオ・ジワンは、スンドクに「スンドク〜ノルジャ〜(遊ぼう)」と言って昼夜問わずやってくるし、スンドクは「うわ〜」と言いながらも、食膳にご飯をもう一つ用意してもてなすでしょう。」

「そうしたら本当に家族になるか… それとも4度目の退職を迎えるかは皆さんの想像にお任せします。」

「あ、そしてジェスはアルベルトにスンジェを乗せて国土大長征をしながら本当の自分の人生を探すために旅に出るでしょう。そうするうちに、スンジェとセレンゲティにまで進出するかもしれません。」

–多くの人にとって「人生ドラマ(一生心に残る最高のドラマ)」となった作品ですが。作家さんには「サグェン」が どんな意味で残ったんでしょうか?

「誰よりも私に最も大きな治癒をプレゼントしてくれた作品。貴重な俳優たち、スタッフたち、監督たち…」

「彼らとの出会いが奇跡であり幸運だった作品。愛したほど心残りも大きい作品。「ヨン、お前はもう大人になったの?」と自分自身に質問してみた作品。以上です。」






ひとこと


作家が想像した「その後」を想像しただけで「観たい!」と思ってしまいます。「愛したほど心残りも大きい作品」…ならばシーズン2でとはかない夢でも願ってしまいますね♪


✳︎写真はtvN,seoyaejionryより記事はsportschosun.comからお借りしました。

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