韓国旅行|【日本初放送記念:過去記事7】『トッケビ』【イ・ドンウク】の”死神ルック”誕生秘話

韓国旅行|【日本初放送記念:過去記事7】『トッケビ』【イ・ドンウク】の”死神ルック”誕生秘話





*この記事は2016.12.9のものです。ご注意くださいませ。

このような死神はいなかったです。死神とするとすべからく青白い肌のトーンの代名詞じゃなかったでしょうか。

最近tvN「トッケビ」の中でイ・ドンウクが演じている死神は違うのです。

強烈なスモーキーと不気味な黒ローブが見られません。トレンディでスタイリッシュなスタイリング、高級感が漂っています

イ・ドンウクが表現する「死神ルック」の誕生秘話を、彼のスタイリストナム・ジュフイ室長に聞いてみました。

注)死神はドラマの中では「저승사자」(チョソンサジャ)」と呼ばれていますが「冥土の使者」の意味です。

が、記事では普通に「死神」とさせていただきます。



死神=職業


#オールブラック




ほとんどのスタイルは「ブラック」に統一して死神特有の薄暗い雰囲気を続けていますが、じっくり見てみるとアイテム一つ一つ尋常ではありません

スマートなスーツルックとトレンチコート、フロッピーハットなど。

「「死神」と呼ばれる一種の職業意識を持った人物です。死神界でも階級があり、体系的な業務システムが備わっているという設定なので、まるで制服を着る感じでスタイリングをしてみました。」(ナム・ジュフイスタイリスト)






時代劇の中で見てきた死神のイメージを覆す現代版再解釈といえます。

イ・ドンウクとスタイリストがWEBで死神の似顔絵を見ながら、このユニフォームを完成したと言います。

ローブを連想させるオーバーフィットのロングコートは全般を網羅する死神の制服です。



#ロングコート




ブラックルックに変化を与えることは容易ではありません。そのため「シルエット」と「ライン」に集中した姿が目立ちます。





ロングコートにスリムなフィットを選択して、コートの裾を風になびかせません。腰のベルトをきっちり締めきちんとした細身のコートルックを完成しています。

「シルエットに変化を与えても「黒」のくすんだ感じを脱するのはとても大変でした。だからアウターの素材にこだわりました。」

「序盤1、2回では、光沢のある素材のトレンチコートを着ました。今後はウール素材とか色、パターンでアウターに変化を与える予定です。」(ナム・ジュフイスタイリスト)



#帽子




死神出勤ファッションで絶対欠かせないアイテムがあります。まさに死神の「ゴッド」を連想させる「帽子」です。

帽子は普通の人間の目には見えなくて、亡者たちの目だけにその姿をさらすことができるからです。

死神が帽子を被ることは、すなわち「仕事に行く」という意味です。






「イ・ドンウクさんはグラビア撮影や広告でも帽子をかぶったことがあまりありません。」

「さらに、フロッピーハットがあまりにもファッショナブルなアイテムであり、誤った選択をすれば、ふざけたように見えてしまうためデザインの選択をさらに慎重にしました。」

「撮影の初期にかぶった帽子が後で出てきたことがないほどです。何度変えたのかもわかりません。」(ナム・ジュフイスタイリスト)





他にもスタッズがちりばめられた靴やブートニー(スーツに飾るアクセサリー)、カラフルなダイヤルの腕時計などのポイントアイテムを活用して神秘的な雰囲気を加えています。



反転ホームウェア


以前の作品と相反するキャラクターはホームウェアでさらに理解することができます。

まるで仕事の後、服を着替えるいつも忙しいサラリーマンのように「トッケビ」の中の死神も同じ?



#パジャマ




装備された服を着たような出勤ルックとは異なり、自宅では、ルーズフィットのニット、パジャマ、マンツーマン(トレーナー)、ガウンなど快適なアイテムをリリースしています。

オーバーにならない程度のデザインのノムコアアイテムをベースにクラシックなストライプパターンローブやニットにねじれでポイントを与えた反転ニットなどが代表的なアイテムです。







#巻き毛




問題は、ヘアスタイルでした。ホームウェアは、どことなく陰鬱な死神ルックとは異なるようにしました。

仕事の後、一層緩んだ姿でうなる死神の姿があらわれるところ、コンユと甘いブロマンスを育てていくところが家だからです。





 

「家では、仕事の後、ユニフォームを脱いでゆったり休憩を取る姿を考えました。」

「少し緩んだ姿というか。もう少し頑張って、可愛い感じを表現したくて巻き毛のようにパーマもかけたんです。」(ナム・ジュフイスタイリスト)



イ・ドンウクvsコンユファッションケミ




「トッケビ」のもう一つの楽しみは、ブロマンスです。

すらりとしたスタイルのコンユとイ・ドンウクが一緒のシーンは、並んで立っているだけで女心を捕らえるに十分です。

劇中の二人のファッションの相性はとても重要です。

「似ているようで別の感じを出すのが良さそうでした。コンユさんが主にぴったりしたタートルネック、カーディガンなどを着て、カラーも一層明るく華やかな場合は、ドンウクさんには、互いにぶつからないようにオーバーサイズのニットや独特のディテールのマンツーマンを選びました。」

「ロングシャツなどの丈の長いアイテムを活用することもしました。」(ナム・ジュフイスタイリスト)






記憶を失って現世で死神として勤務しているイ・ドンウクは、すぐにユ・インナとのラブラインが訪れます。

それに応じてくすんたブラックも徐々に色とりどりに染め始める予定です。

「後半に行くほどブルゴーニュトーン程度のカラーコートやパターンスーツなどを着ます。もっと明るくて軽快になる予定です。」(ナム・ジュフイスタイリスト)









ひとこと


恥ずかしいことに同じ死神ルックでもコートも帽子もどんどん変わっていたなどまるで気づきませんでした。トッケビハウスでのコンユさんの衣装とのバランスの取り方もなるほど!観る楽しみがまた一つ増えました♪


*写真はnewsAde,tvN,King Kong Entertainmentより記事はnewsAdeからお借りしました。

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