韓国旅行|ep.10『スペインの下宿』が見せてくれた人生の”素朴さと偉大さ”♪(コラム)

韓国旅行|ep.10『スペインの下宿』が見せてくれた人生の”素朴さと偉大さ”♪(コラム)






「スペインの下宿」、なぜこの質素さにはまり込んだのでしょう。

「一番幸せだったのはいつか?」と聞いたでしょう?

「シャワーを浴びてベッドに横になり、満腹の状態で音楽を聞いた時一番幸せでした。涼しい風がそよそよと吹いて、窓の外には青い空が見え、そんな時が一番幸せだったようです。」

そしてストレスをたくさん受けるでしょう?

「韓国にいる時は、働かなきゃ、勉強しなきゃ. 早く席につかなくては… ここにはそんなこともなく、毎日歩きながら一食食べて、こんなことが幸せなのではないでしょうか?」

「歩きながらご飯を食べるだけでも私は幸せなのに、なぜ韓国では豊かで素敵なのに、ストレスを受けながら生きてきたのかわかりません。」

tvNバラエティ「スペインの下宿」が出会ったある若い巡礼者は、自分が生きてきた韓国での暮らしを改めて考えていました。

彼は幸せはそれほど遠くないものと言いました. 毎日のように歩いて、一つの食事が幸せだということを巡礼の道を歩きながら悟って、幸せになるためだからという名目で多くのストレスを受けて働き、勉強しなければならなかった韓国での暮らしに疑問を感じていたのです。








彼の率直な話を聞いていた世界一周の旅をしているほかの巡礼者は、彼の言葉に共感する様子でした。

「与えられた状況で幸せを捜せば、少なくとも不幸にはならないでしょう。」

彼も悩みがあり、この長い旅に出発したわけで、今もその答えを探していました。

「ただ会社通っていました。ただそれだけに生きているような、そんな気持ち。」

「変化のきっかけを作ってみたくて出てきた旅行なのに、その程度で答えが明確に出てきたとは思えない。」

しかし、「持っていることを手離すことができる」という彼の言葉のように、その決断だけで、彼はすでに答えに近づいているはずです。










その話を聞いていた他の巡礼者は、いったい「持っているもの」が何なのかについての新しい考えを話していました。

「私は持っているものは実際にはないと思っていたのですが、思ったより多く持っていたし、そして私持っていたと思ったものは、実は一つも持ってはいなかったんです。」

「だからとても大変でした。ここに来る時は、実際には、まず逃避でした。歩きながら忘れたかったんです。」

「戻る頃には何か一つぐらい解決策が出てくるでしょう。でも、私はここに来てから、次の日には、今まで全く関与していなかった二つ程度の仕事はうまく解決しました。

でも、昨日一つは完全に台無しになってしまいました。私はここについて何も関与したことがなかったのに…」










私たちの人生そうであるように、私たちはいつも手に何かを握っていると考えています。

また、幸福は、その保持しているものに比例するとも考えています。だから、それを握って離さないために必死になります。

自分がそれを握っていないと、幸せの青い鳥は飛んで行ってしまうかのように。しかし、巡礼者が言うように、それは錯覚であるだけでした。

自信がなくてもうまくいくこともあります。握っていると思っていますが、もしかしたら、それはあなたを握っているのかも。

再び最初の話を取り出したの巡礼者が幸せについて話します。

「ところで、私は毎日ストレスを感じていました。誰か良い人を見るのも大変で、毎日ストレス受けながら生きてきたんです。」

「私の両足で歩いて呼吸をして、宿泊施設に到着して、洗濯するだけで幸せでしょう。ご飯を食べてこれをするだけで幸せなんです。」










そうです。「スペインの下宿」が十日間のアルベルゲを通じて見せてくれたのは、まさに彼らの話に盛り込まれているように「幸福の素朴さ」ではなかったでしょうか。

時はお客様がどっと来てくれますが、時には一人も来ない日もあります。しかし、訪れるゲストを待ちながら、毎日起きて掃除をし、料理を準備します。

ただ一食であり、一晩の寝床ですが、その一食と一夜の寝床は、誰かには人生全体を通して忘れることのできない幸せになります。

だから、その一食と一晩は、ひいては崇高なできほとなのです。










チャ・スンウォン、ユ・ヘジン、べ・ジョンナムが一日中準備して、また準備する、その過程を見るだけでも私たちが快適な気持ちになったのは、大したことでもなく、その素朴さに向けた努力が真の幸せの実体だということを私たちに物語っているからではないでしょうか。

最終日、一人のゲストも来ないと、彼らは,まるでゲストが来ているかのように隠し撮りをしたり、状況劇を作ったりしながら楽しそうに笑っています。

そして、一緒に座ってゲストのために準備した食べ物を食べます。

ゲストがたくさん来たり、少なかったり、でも幸せのサイズが違っているわけではありません。

ただ一日一日を生きて、ご飯一食の温かさにほっとして、誰かの気持ちの良いジョークに笑うことが、もしかすると私たちの人生における幸福の実体なのだと「スペインの下宿」は述べています。

私たちが「スペインの下宿」に夢中になった、その”素朴さと偉大さ”が、まさに私たちが忘れていた人生の実体だと思われるのです。







ひとこと


10日間で見せてくれたものは「幸せの素朴さ」であると筆者は語ります。日々忘れている幸福の実体を静かに表示してくれたことにより私たちが「スペインの下宿」に夢中になった…素敵なコラムです♪


*写真はtvNより記事はentermediaからお借りしました。

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