韓国旅行|トッポギ戦争@ソウル
学校前に必ずあるブンシクジョム(分食店)や屋台で買って食べた学生時代のトッポッギ。韓国人なら誰でも懐かしい思い出があるのではないでしょうか?
そして、韓国が大好きな日本の皆さんにも大人気の食べ物ですね。
ところが、今!トッポッギ店が大きく変化しているのです。
フランチャイズ店から高級志向の店舗、そして庶民のための屋台まで…
最近マスコミでも話題になっている“トッポッギ戦争“は、現在の韓国におけるトッポッギ市場の過熱ぶりについて指摘しています。
特に、“トッキポッギ(떡기뽁기)”と“ジョーズトッポッギ(죠스떡뽁이)”は、韓国のトッポッギ店の中で成功街道を走っています。
“トッキポッギ(떡기뽁기)”は、天然の材料などを使う斬新なメニューがあります。
特に“果物トッポッギ”が人気です。
一方、“ジョーズトッポッギ(죠스떡뽁이)”は、洗練されたおしゃれなインテリアと新しいメニュー(釜山おでん)などと社会貢献で若者から指示を得ています。
*ジョーズトッポギについては、過去記事もご覧下さい。
*ソウルナビさんに詳しい情報がありました。
しかし、今日、“トッポッギ戦争”と呼ばれるほど、トッポッギ店舗が増えるのは、”フランチャイズ起業が簡単なことと
特定のフランチャイズトッポッギは味を心配することなく様々な食材をフランチャイズ店舗に直接供給するため効率がよいからです。
また、中国北京にオープンしたフランチャイズトッポッギの店が成功するほど、
トッポギという食べ物自体に魅力(魔力?)があるため
海外進出の可能性も十分あるということが、韓国内でもトッポッギの店舗が急増する理由のようです。
そして、トッポッキの店が増える最も根本的な理由は、”特別な経験がなく、お店が小さくてもすむこと、また4〜5千万ウォン以下の創業費用で商売が可能だからです。
なんと、現在、トッポッギフランチャイズブランドは韓国内だけで、20以上、2千店舗が全国で生き残りをかけて日々戦っているそうです!
ひとこと
まるでcafe bene のように、行くたびに増殖し続ける両店です。今では苦労することなく、お腹が空いたら町を見渡すと必ずある!という存在ですね。
でも一方では、細々と、でもたくさんの思い出とともに愛されてきた小さなトッポキ屋さんが、消えて行くという悲しいことにもなってしまったようです。
均一の味のフランチャイズ店は旅人にとっては、ありがたい存在ですが、昔ながらのお店で出会うトッポキの味も忘れがたい。
ああ、ジレンマに陥ってしまいます。
2012年01月21日
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カテゴリ: ソウルグルメ
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