韓国旅行｜【キム・スヒョン – チャ・スンウォン】『ある日』テレビドラマ的印象の深い「賢い一編」♪ | 旅行のプロ元CAによる韓国旅行とソウル旅行ブログ「ソウルのおしゃれ」

韓国旅行｜【キム・スヒョン – チャ・スンウォン】『ある日』テレビドラマ的印象の深い「賢い一編」♪

・殺人事件に巻き込まれた大学生のキム・スヒョン、金になれば何でもできる弁護士のチャ·スンウォン

・<キングダム>キム・ソンギュ<地獄>キム・シンロク、NETFLIXが続投

Coupang Playが初めて披露したオリジナルシリーズ「ある日」は、父親のタクシーを無断で運転中に偶然乗せた女性を殺害した疑いで拘束収監された大学生「キム·ヒョンス」（キム·スヒョン）が、お金さえあれば汚い事件の受任も厭わない三流弁護士シン・ジュンハン（チャ·スンウォン）と会って真実を探っていく内容の犯罪ドラマです。

キム·スヒョンが韓国ドラマ初の米エミー賞候補にノミネートされた韓国ドラマ『サイコだけど大丈夫』(2020)に続いて出演を決心し濡れ衣を着せられた主人公「キム·ヒョンス」を、映画『毒戦 BELIEVER』(2018)、『楽園の夜』(2019)などジャンルもので強靭なイメージを続けて見せたチャ·スンウォンが現実に病んでいる弁護士シン・ジュンハン役を演じ、呼吸を合わせました。

核心事件が発生し、主人公が危機に陥る状況を設計する第1部で「キム·ヒョンス」が「고답이(サツマイモを食べたような)」もどかしい選択を続けている側面もありましたが、真実を追跡するストーリー展開を念頭に置いた設定と理解すれば、観覧に大きな支障をきたすほどではありません。

現実に嫌気が差し、コミカルな面貌まで感じられるシン・ジュンハンは、これまでにない新鮮なキャラクターではありませんが、ゆるぎなくキャラクターを構築していくチャ·スンウォンの安定感が感じられる人物です。

韓国映画『暗殺』(2015)、『国家不渡りの日』(2018)など大規模な韓国映画で助演として活躍したキム·ホンパは、殺人事件を真剣に捜査する30年経歴のベテラン「サンボム」役を演じ、核心的な役割を果たしています。

NETFLIXオリジナルシリーズ『地獄』で独歩的な存在感を見せたパク·チョンジャ役のキム·シンロクは、度胸のある検事「テヒ」役で、『キングダム』ではヨンシン役で大活躍したキム·ソンギュが刑務所を牛耳る服役者「ト·ジテ」役で出演しています。

◇OTTオリジナルシリーズより、TVドラマに近い印象も

Coupang Playは「ある日」公開後、新規加入者は254%増加！

『ある日』はCoupang Playが初めて披露したドラマシリーズで、サービスの先発走者であるその他のOTTとの本格的な競争を知らせるシグナル作品です。

比較的短いランニングタイムとスピード感で差別化を図るOTTシリーズとは違い、『ある日』はテレビドラマの呼吸に近い印象です。

1~4話のランニングタイムは55分から1時間10分の間で、最近世界的にヒットしたNETFLIX『イカゲーム』（32分~1時間3分）や『地獄』（42分~1時間）に比べ長い時間です。

韓国で口コミが絶えることなく広がっているwavveの<こうなったら青瓦台に行く>(31分~40分)に比べてもより長いです。

制作陣もやはりドラマで骨太な彼らです。

『パンチ』(2014~2015)『耳打ち』(2017)を演出したイ·ミョンウ監督、『武士ペク·ドンス』(2011)の脚本を書いたクォン·スンギュ作家が協力しました。

イ·ミョンウ監督と『パンチ』で縁を結んだユン·デヨン撮影監督、シン·スンジュン美術監督が合流し、『結婚作詞離婚作曲』『ペントハウス』などの興行テレビドラマを制作したチョロクベムメディアがスタジオエム、ゴールドメダリストと共同で制作しました。

OTTオリジナルシリーズの短いランニングタイムと速いスピード感に慣れた購読者なら特定のシーケンスが長く続いたり場面が繰り返される呼吸が緩やかに感じられるものですが、真実を追跡していく過程で手がかりを見つけ、登場人物を疑いを持ちながら観覧する楽しさが期待できる作品であるだけに、間違いなく新規購読者を引き入れる「賢い一編」の役割を果たしています。